その話、自分にも関係あるよ
先日行われた1学期の期末テスト、そのテスト前に勉強会を行いました。
勉強会を始める前に、定期テストの重要性について話をしたんです。
中学1年生から3年生までいたので、各学年に合わせて話す内容を変えました。
もちろん3年生は内申に関わるテストなので、テストの重要性を強めに話し、3年生も感じ取ってくれていたようです。
意外だったのは、3年生向けの話を聞いていた2年生の面々でした。
「そうか、そうなんだ。」というような表情で、その後の演習ペースが普段の倍くらいのスピードで進んだんです。
プリントを用意するこちらは大変でしたが、嬉しい悲鳴ですね。
自分事とよく言いますが、自分には関係ないと思えば何も耳に入りません。
でも、3年生の話でも耳を傾けることで自分事として感じ取るわけです。
勉強に限らず社会でも大切な姿勢だと思います。
塾は勉強を教わるところですが、その過程で様々な経験をしていくと生きていくうえで大切なことに気づくこともあります。
これは私が指導しているのではなく、生徒自身が身に着けています。
少人数の個人塾ではありますが、少しでも周囲から刺激を受けて気づきを生み出してもらうよう、環境づくりにいそしんでいます。