ぶれずに真っすぐ
年も明けて、受験生は最後の追い込みです。
ここまで皆努力を重ねてきました。
通い始めた当初は、生まれたてのひな鳥が口を開けて餌を待つように受け身の姿勢がほとんどでした。
でも、この時期になると何をすべきかイメージができつつあります。
成長を感じる瞬間で感慨深くなるのですが、感傷に浸っている暇はありません。
最後まで走りきるには、油断は禁物です。
小学生、中学生はまだまだ未成熟な面も多いので、精神的なぶれが起きないようにメンタル面のケアも必要です。
この時期は私も受験をしているような気分になるので、たまに合格発表の夢を見たりします(笑)。
初めての受験ですから、不安も大きく普段とは違う行動を取ることも。
でもここに魔物が潜んでいるんですね。
新しいことを吸収できれば、よりステップアップできる。
不安を払しょくする手段として、あまりに魅力的です。
ただ、ここまで必要なことを地道に行ってきた受験生にとって、新しいことを学習する必要はありません。
それ以上に、これまで行ってきた学習で不安な箇所を再度復習したほうがより効果的です。
残りの期間で暴走、迷走しないように合格への道案内をしていくことが私の最大任務となっています。
伴走者もぶれないように心の安定を図っています(笑)。
< 前の記事へ