書けば書くほど近づく合格
先日、今年度最初の合格報告を受けました。
中学2年生から通って頂き、大学受験まで伴走してきただけに感慨深いものがあります。
高校受験時代はなかなかエンジンがかからず、中3後半からやっと前向きに取り組めたほどです。
それでも、高校合格が達成感をもたらしたのか、高校入学後は自律的に勉強を続け成績も上位をキープしていました。
同時に部活にも懸命に取り組んできて、部活を通した社会活動や競技会でも実績を積み上げてきました。
また、部活では部長も務め様々な責任を背負いながら、人間関係に悩んだりして成長してきたことを思い出します。
総合型選抜で受験をしたのですが、志望理由書から徹底的に添削を繰り返しました。
私から求めるのではなく、高校の先生に添削をしてもらいそのうえで私にも添削を依頼し、繰り返し修正を加えるというように自分から積極的に目の前の課題に取り組んでいたのが印象的です。
それまでは、どちらかというと受け身の性格だったのですが、目標が定まってからの行動は以前とは別人と言ってもよいほどです。
そうは言っても、試験内容には国語や英語のテストや小論文もあったので、かなりプレッシャーは感じていました。
特に小論文に関して、取り組み始めた頃は問われていることとずれた論述を書いたり、論理の飛躍があったりと、何度となく書き直しを繰り返しました。
それでも、めげることなく書き直しを繰り返していき、受験直前は問いに対して素直に答えた論理的な論述を展開することができるようになり、ここでもかなりの成長の跡が見られます。
受験後は、「面接で他の受験生に圧倒されました。」と落ち込んでいたのですが、志望理由書に書いた自分の想いは伝えられたようでしたから、他の受験生に見劣りするようなことはなかったようです。
総合型選抜は明確に合格の基準を把握しにくく、不安になることもあるのですが、どうしてもこの大学のこの学部に入りたいという想いは志望理由書や面接でも伝わると感じています。
ここでは書ききれないほど色んなことがあったのですが、私自身もこの体験を次の受験生に活かしていきます。





