変わること、変わらないこと
中学生の定期テストがひと段落して、あとは結果待ちの状態です。
すでに問題は見ているので、「この問題は直前対策で確認したよな」といった思いを巡らせながら、一点でもいいから前回よりも点数を上げてほしいと願っています。
今年は、「変わる」というコンセプトを生徒たちに繰り返し伝えてきました。
その甲斐もあってか、試験直前は早起きをして最後の確認を行った生徒も増えています。
自ら意識の変化を行動に表してくれたことは、本当にうれしい限りです。
だからこそ少しでも結果に結び付けてほしい。
もちろん努力は大切なのですが、結果に結び付かない努力を継続するのは大人でも難しいと思います。
意識や行動を変えたことが結果に結び付いて、モチベーションが上がる→次も努力する→次の結果に結び付くという好循環が続くはずです。
私にとっては、この好循環をどうやって実現するか、そこには意識を変えてもらうことが指導の核になっているんですね。
生徒たちを指導していてなかなか先が見えない時に、つい方法論にばかり目が行く時があります。
方法論も必要ですが、まずは意識を変えてもらう。
指導の「核」がぶれないように、生徒一人ひとりと向き合うこと、ここは変わらないように気を付けています。