成長を目の当たりにして

都立高校入試に向けて、各受験生が追い込みに入っています。

この光景を見ると、現高校生の高校受験時代を思い出します。

初めての受験ということもあって、不安を抱えながらこちらが提示する課題に懸命に取り組んでいました。

ただ、この頃はやや受け身で、自分から目標に向けて道を切り開いて行くという感じではなかったです。

その中学生が高校生になり、それぞれ目標を持ち始めると段々と変わってきました。

高校に入学する際に、「大学受験は受け身では通用しない。自ら主体的に勉強を進めていく必要がある。」と伝えていたこともあり、各自その意識が芽生えたようです。

総合選抜での受験を目指している高校生は、一定程度の評定を要求されても対応できるように定期テスト対策をしっかりと行い、日々の小テストも決して手を抜きません。

中学生の頃は、テスト前でも勉強に前向きになれない時期があったことを考えると、隔世の感があります。

まさに成長ですよね。

高校受験で第一志望校に合格し、そこから得た達成感が意識を変えたような印象があります。

部活にも前向きに取り組んでおり、様々な経験を通して自分の目標に近づいていこうという意欲が頼もしい限りです。

また、宇宙に興味を持った高校生は、首都圏のみならず地方の大学にも目を向けて一般受験を目指しています。

高校1年生の頃は中々エンジンがかからなかったのですが、目標が見えて来てから勉強への取り組み方も変わってきています。

2人とも、人に言われて考え・行動しているのではなく、自らの意志で行動を起こしたところが成長の証だと思います。

目標を達成するにはまだまだ山あり谷ありの状況が待っているとは思いますが、更なる成長に向けて伴走していきたいと思います。