書けば良いというものでもない
年末を迎えて、今年1年を振り返ってみました。
いくつか新しい取り組みを行いましたが、中でも特に力を入れたのが小論文対策です。
大学の推薦入試対策ですが、これが楽しかったんですね。
いろんなテーマを題材にして、まずは何を論ずべきか出題意図を読み取ってもらいます。
そのうえで論述に入るのですが、ここでも注意が必要です。
慣れていないといきなり書き進める生徒もいるのですが、その前に論ずべき構成をしっかり考えてもらうことが大切です。
これは出題内容にもよるのですが、入学したい学部での勉強が明確にわかっている場合には、そこで学びたいことや将来の仕事に活かしたいことにつなげてアピールすることもプラスになります。
実は、私は2度転職をしており2度目は40代後半でした。
年齢から言っても厳しい状況でしたから、志望理由一つについてもかなりアピールしなければいけない状況でした。
万全を期すため、知り合いの人事担当役員に履歴書や志望理由などすべて添削してもらいました。
自分ではそれなりに書けていたと思ったのですが、けちょんけちょんに批評されてOKが出るまで3度も書き直しをすることとなったんです。
このように、第3者の視点から批評を受けることが大切で、その時の経験が小論文対策にも活かされています。
余談ですが、娘の就職活動の際にもエントリーシートの添削を行いました。
そのせいかどうかは分かりませんが、8社提出してすべて面接まで進めたので多少は貢献できたと思っています。
2025年は、今年の経験をさらに活かして、生徒皆さんの力になりたいと考えています。
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