結果のあとの想い
期末テストの結果が集まってきているのですが、想いは人それぞれです。
目標を持ってテストに臨んでもらいましたが、目標を達成した生徒は喜びを、達成できなかった生徒は嘆きをぶつけてくれました。
当たり前の表現かもしれませんが、自分から感情を表現する。しかも、教わっている指導者に対して。
良くても悪くても、結果に対する自分の想いを、一緒に取り組んだ指導者に表現することは変化を起こす大きなきっかけになります。
5教科400点を目標に掲げた生徒は、402点でも403点でも目標をクリアした以上達成感からの自信へと意識の変化が起こります。
そうすれば、さらに高い目標を設定して学習への意欲を上げてくれるんですね。
これまで400点をクリアしていた生徒がクリアできなかった場合には、テスト対策に前回と何か違った点があったのか、科目間に対策のばらつきがあったのかなど、細かく分析するように意識が動きます。
一方、5教科200点くらいの生徒が300点くらいに上がると、驚きと喜びで妙に冷静になったりします。
経験していない結果に遭遇すると、人は戸惑いを見せることがままあります。でも、ここが意識の変わるところなんです。
冷静にテスト結果を振り返って、足りなかったところを分析しようという意識に変わっていきます。
まさに飛躍のチャンスです。
いずれにしても、何らかの結果が出た時に自分の胸にしまい込むのではなく、日頃から自分を見守ってくれている人に想いを伝える。その想いを受けた人がアドバイスをおくる。
この繰り返しが生徒本人の成長を促すのだろうと思います。
受け止める側としても、日々の指導で注意深く生徒を見つめることを改めて意識しています。