悩む、志望校選び
この時期になると、受験生の志望校選びが本格化してきます。
親族や親しい知人が通学、卒業した学校であれば内情が具体的に把握できるのですが、そうでないと説明会やネットの情報で判断することになります。
ただ、説明会も人気校は申し込みがすぐ埋まり、必ず参加できるとも限りません。
また、ネットの情報は玉石混交で、どれが真実か読み取ることも容易ではないですよね。
伝統校と言われている学校であれば、過去の情報が多く出回っており、それらの情報を照らし合わせれば概ね妥当な情報にたどり着くはずです。
それに対して、ここ10年くらいで人気が上がってきた学校だと判断が難しい場合もあります。
例えば、手厚い指導で人気を得て、生徒数も増えてきた学校であれば、生徒数の増加に対して教員の数も増えていれば評判も変わらない可能性があります。
他方、生徒数の増加に対して教員数が増えていなければ、果たして手厚い指導が現在も可能なのか調べてみる必要がありますね。
これだけ情報を得やすい時代になると、その情報が自分にとって効果があるのか調べる必要性も出てきます。
私も保護者面談で志望校に関する相談を頻繁に受けるのですが、過去の教え子や同業者を頼って、できる限り信憑性の高い情報を集めるようにしています。