テスト前にすべきこと
中間テスト前の風景です。
毎回定期テスト前の日曜や祝日を利用して、無料勉強会を実施しています。
部活の試合があったりすると参加できない生徒もいるのですが、それ以外はほぼ全員の生徒が参加してくれています。
主に、通常授業では手薄となっている理科や社会の演習を中心に行っているのですが、テスト直前ということもあって集中度の高さは相当なものです。
私の対応が間に合わないくらいですから。普段もこれくらい集中してくれると良いのですが(笑)。
もちろん勉強会の目的は点数を上げることにあるのですが、それ以外にも2つの目的があります。
1つは試験対策の優先順位をつけてもらうことです。
往々にして自分の得意な科目や単元に時間をかけて、苦手な科目や単元に時間をかけない傾向が見られます。
勉強会では教えるというより、今何をすべきか、自分の苦手分野をどのように克服していくか、という視点から各生徒に優先順位を体感してもらっています。
もう1つは、記憶する作業の方法です。
特別な方法論があるわけではないのですが、ワークなど問題集をどのように利用すれば覚えやすくなるかなど実際に解いてもらいながら自分なりの方法論を身につけてもらいます。
このような勉強法は当たり前のことと思われるかもしれませんが、当たり前のことを実践できるかは別問題です。
説明で終わるだけでなく、実際に解いているところを観察し、ぶれがあれば修正することが私の役割になってきます。
ここまでは生徒にも体感できているのですが、次のハードルは自宅でも再度実践するという姿勢です。
ここはできる生徒もいればできない生徒もいますから、全員同じような姿勢が取れるようにするのが、私にとっても次の課題です。