テストが終わると思うこと
期末テストも終わり一息つける時期です。
ただ続々と答案が返却されていますので、ここから生徒との振り返り面談が続きます。
近隣の中学では英語の難化が進んでいますので、テスト直後から「英語ができなかった」とそこかしこからため息が。
「やっぱり教科書を丸暗記しなきゃダメだよね」なんて声も聞こえます。
いいんですよ、丸暗記も。否定しません。
でも単語が中々覚えられない現状で、何行もの文章を10ページ以上も覚えられるのかな?
しかも相当な時間がかかる割に、覚えたとしても70~75点くらい取れればよいでしょうね。
だったら普段の授業や宿題で知識を定着させたほうが、よっぽど効率的です。
でもこれは大人の論理なので、生徒には通じません。
面倒くさいことはやりたくないけど、成績も上げたい。こんなわがままな欲求を隠せないのが子どもだと思います。
そんな子どもたちには、それぞれ何が足りなかったのか一つひとつ話をして次のテストまでに補ってもらう。その地道な行動が結果に結びつくんだと思います。
当然1回話しただけでは修正できません。
日々の授業、宿題の直しの段階で繰り返しチェックをし、行動に移せるよう念を押す。この繰り返しですね。
「いい加減自覚してくれよ」、と私も面倒くさくなる時があります。
でも、これって生徒と同じですよね。
教える側も伝えきれているのか、面倒くさがらず日々自分をチェックして生徒と向き合うしかない。
そう言い聞かせています。